スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

low population zone

kai1.jpg

「これから10年20年30年と時間が過ぎ、一人また一人と老人たちが死んでいく。避難生活のまま、故郷に帰れないまま、家族とバラバラのまま。自分は負けたのだ、国や企業に欺かれたのだと思いながら。多くの者が孤独で。黙って死んでいく」
「いつも自分の家に戻って暮らしてる夢をみてるんだとか、死んだら故郷に埋めてくれ、とか言ってた」
「せめてもの救いがあるとすれば自分の死は無駄死にではないと思いたいよな」
「あの惨事、3年7ヶ月もたっての今の状況。これをふまえて教訓として日本は原発政策を転換し全原発の廃炉に向かった。とでもなれば少しは彼らも救われるのに」
「あの老人たちを無駄死にさせるのは、結局は国ではないか」


kai2.jpg

「3月11日、震災から3年7ヶ月。県警や消防は約四百人態勢で地中レーダーを使い行方不明者の手掛かりを追った(福島民報)」
「放射能を含んだ汚染物質の貯蔵施設を地元に造る。他の地域のことを考えれば仕方がないことだと思う」「どこかで引き受けなければ、もうどうにもならない。除染作業も進まない」
「でもその予定地域には、まだ行方不明の人達がいる」
「今だに見つからない孫娘の帰りを待っているお婆ちゃんがいる」
「地で眠る幼子の上に置かれるのは名を刻んだ石ではなく、汚染物質の黒い袋だ」

「みんな泣いている」

「それでもあのお婆ちゃん言うんだろうか『しかたねぇな』って」

kai3.jpg

「いつまでも凍らない凍土壁、氷の壁。でも国や電力会社の対応、幾人もの政治家の発言に私たちの心はとうの昔に凍ってる」

「国や企業は我々を冷凍人間にした」

「だいだい国や企業のトップは現場での作業の危険性や困難さをホントに理解してるのだろうか」
「現場の安全管理にも問題があるし、的確な指示もないまま手探りの作業が現場では続いている。」
「国が責任を持ってとか、福島の復興なくして日本の再生はないとか偉そうなこと言うなら、原発の再稼働や外国への輸出に向けている優秀な人材や能力を福島の廃炉作業に集中すべきだ」
「自衛隊を海外にまで派遣できるなら国内の原子力の専門家や建設した企業のトップを福島に集めることぐらい簡単だよね」

「なんか、隣が火事で燃えてるのに上棟式してるような感じ」


kai4.jpg


「寂しさに宿をたちいでてながむれば、いづくも同じ秋の夕暮れ」


「一人で仮設にいると何だか侘しくて大声出したくなったりな。でも出せないし。今、季節いいから時々外歩いてんだ」
「結局な だんだんに どうでもよくなってくるんだ。ホントにいろんなことが続いてな、初めのうちは怒ったよ。でも頑張りようがなかった。結局国とか政治とかっていうのは我々のためにあるんじゃないんだって思った。自分たちの利害関係が優先で我々みたいなたいして値打ちのない人間は踏みつけるんだってね」
「あれだけの事故を起こしても東電の幹部やもと社長はいい暮らししてるんだもんな」

「でもな、ホントに残念なのは違うんだ。我々の代でこんな事になったのが、あんたたちや孫の代そのまた子供たちに持ち越されることになってな。テレビなんかで若い人達が皆で頑張ろうとか将来福島のために役にたちたいなんて言ってるの聞くと、申し訳なくて悲しくて涙が止まんねんだ」
「最後は金の問題でしょ、って言った大臣がいたけどこの何代にも渡る問題をどうやって金ですませんだろうって思ってな」「若い人達は自分の好きな土地で自分の好きな仕事してほしいんだ。若い人達にはなんの責任もねーんだから」

「原発だってそんなにやりたんならドンドン動かしたらいいんだ。取り返しの着かないことになるまでな。どうせ福島の事故はたいした事故じゃない取り返しが着くと思ってるんだろう」
「でもな、これだけの大事故を起こしてまだどうにも収まりの着かない原発を他の国に売ろうとしてるんだもの。これじゃ病原菌ばら蒔いてるようなもんじゃないか」
「政治とか経済とか企業とかがそうしなくては日本の国が成り立たないって言うんならいっそ玉砕でもしたほうがいいんじ
ゃないか。他の国に迷惑をかける前に。そのほうが潔しとしないか。特攻隊の精神でよ」
「そもそも資源の少ない島国、極東の小国だもん、身の丈にあわない多くを望めば侵略するしかなかったんだ」
「日本の企業は今海外に進出してる。地代や労働力が安い、そして日本は多くの途上国に原発を輸出しようとしてる。これじゃ周辺諸国にたいしては、搾取であり侵略だよね」
「ドイツのパラドックスとおんなじだ」

「日本としての誇りがまだ少しでも残ってるなら海外に輸出すべきは原発ではなく、まだ研究途上にあるとはいえ新しいエネルギーを模索するための提案ではないか」
「原発に依存せずなるべく環境に配慮した発電のノウハウを少しずつでも日本なら研究着手するべきだ」
「日本の科学者たちを信じたい」

kai5.jpg


「排泄機能を持たないまま食べ続ける。そんな生命体はどこにもいない」

「周辺住民の子供たちにヨウ素剤を配ってまで発電する電力は、いったい何処を明るくするのだ」

「造られた過疎。どの部分を生かすか、どの部分を殺すか。これが根底にある」

kai6.jpg
写真は一般通行が可能になった9/17 国道6号線の様子


相美展

14相美展


low population zone

「うちの近くのお爺ちゃんね、最近少し頭がボケてきたみたいで」
「相撲や演歌が好きでよくテレビ見てるんだけど、たまたまね、政治家とか電力会社の人が出てくるとテレビにもの投げるんだって」
「えーそれは大変だ」
「うん。だからこの頃はお爺ちゃんの側に置くもの気を付けて紙のお皿とか紙コップとか割り箸にしてるんだって」
「きずなとか、福島が大事だとかみんな嘘ばっかりだって言ってる」

「でもそのお爺ちゃんボケたのか醒めたのかわかんないわよね」

「昨夜のお爺ちゃんの一言私もびっくりしたんだけど」
「え。なんて言ったの」
「聞きたい?」
「うん」
「うん」
「教えて!」
「安全な原発しか動かさないなら、なんで避難訓練しなっかなんねんだ。だって」

2013 秋 中村城跡

秋-1
東三の丸お馬や

秋-2
東三の丸より大手門をみる

秋-3


秋-4
赤橋

秋-5
本丸への石段

秋-6


秋-7


秋-8
本丸西の内堀

秋-9
からめて門跡(黒橋)

秋-10
外堀




17才の春 ASIMOの涙

tori.jpg


仮設で赤ちゃんが育ってる。
子供たちは、仮設や避難さきで新しい友達ができた。
昔住んでた家。その記憶は彼らはには残らない。
彼らはにとって仮設がふるさとになるんだろうか。
ふるさとを知らない子供たちが育っていく


「震災から二年半がすぎ、未だに多くの行方不明者がいる。いかに大きな災害だったかってことだ」
「9月11日には、また県警や消防の一斉捜索が行われた」
「まだ子供を探してる父親がいる」
「いつまでたっても終らない災害。終われない災害か」


「原発事故の避難さきから、帰りたいのは多くが老人たちだ」
「長くその土地に住めば住むほどその思いは強いんだろう」
「いつもの空、いつもの山を見て、いつもの海に立つ。
いつもの空気、いつもの音、いつもの仕事。そして一生が終わる。」
「周りの幾人かの人々と、わずかな農地や漁場。
貧しく簡素な土地だからこそ、より力強く大地に根をはってきた」
「悔しいわよね。その気持ちわかるような気がするわ」
「とくに東北の人間は遊牧民族にはなれないよね」
「ネズミが電線をかじろうが、タンクに穴があこうが、クレーンが倒れてこようが、
台風でじゃぶじゃぶになろうが、彼らは待ってるんだ。
いつか自分の土地に帰ることを」


「でも世代によって考えかたはずいぶん違うと思う。
ふるさとを知らない子供たち。放射能を心配する若い親たちは新しい土地で生活を始めてる人も多い。
働き盛りの者にとっては、ふるさとに帰るにはまず仕事。インフラや病院住める環境が整わないときびしいわよね。そして環境の激変や他の土地へは馴染めない老人たち。」
「私の友達のおじいちゃんはせめて死んだら双葉のお墓に埋めてくれって言ってるそう」
「世代によって、時間の経過とともに、うすれゆくふるさとへの意識だよね」


「多くの犯罪の場合は加害者側は被害者の怒りや悲しみが時間とともに鎮まるのを望むのでしょう。
でもそれは許せない気がするわ」
「加害者側のほうが完全に頭のいい優秀な人々が揃っている。被害者側の多くは弱者だ」
「私たち当事者側は風化していくと思う。でもこの事故を起こした人達の責任の重さはいつまでも変わらないと思う」


goseki.jpg



nurse「先生、この患者さん、すごい熱です大丈夫でしょうか」
doctor「熱は何度ですか」
nurse「体温計が壊れてて測れません」
doctor「オデコに冷たいタオルでもあてましょう」
nurse「汗もグッショリで、オシッコも漏らしてます」
doctor「大丈夫です。まだベット内に留まってます。新しいシーツに取り返しましょう」
nurse「先生、どんな病気なんでしょう。体の中はどうなってるんでしょうか」
doctor「そんなことは、わかりません。それにしてもこの患者さんが病気になるとは思いませんでした。その足の傷はどうしました」
nurse「この前この患者さん、ネズミに足をかじられたんです。この病院は設備も古くて看護師もたりません。患者さんにどこかよその病院に移ってもらったほうがいいんじゃないでしょうか」
doctor「あまり話は大げさにしないほうがいいでしょう。大丈夫です。私が責任をもって見守りましょう」
nurse「・・・・・・・先生、お祈りでもしましょうか」
doctor「大丈夫です。もうすぐよくなりますから、みんなで未来に向かって進みましょう」


     by,hikonosuke,.アーメン



フランスの新聞社が「東京五輪の水泳プールは、すでに福島にある」と風刺した。
みんな驚きをもってあのニュースは聞いたと思う。
「確かにかなりがっかりした」
「へぇー初めて知ったけど、風刺って風を刺すことなんだ」
「パリジャン、パリコレ、フランス料理。ルーブル美術館をもつ人達の発言とは思えないわ。なんだかとにかく悲しい」
「マドリードやイスタンブールを抑えて2020年の五輪の開催が日本ならば、
2024の開催はパリが有力なはず。フランスの人達はもっと好意的でもよさそうだけど」
「でもそのジョーク確かに一理あるよな。
とにかく今の日本はあの汚染水プールやタンクをなくすことが先だろう。ってことだよね」
「長い原発の廃炉作業のなかで汚染水の問題なんか簡単にクリアしなくちゃいけない
一つめのハードルだと思ってた」
「汚染水の問題だけで数年かかるだろうと言う専門家もいる」
「汚染水の対応に追われて肝心の廃炉作業は今だ進まず。もぐら叩きしてるうちに時間が経っていく」
「国が責任をもって対処すると言う発言には、私たちは少し安心したけど」
「でもなぜ今ごろになってそんなことを言うんだろう」
「決まってるだろう。そもそも国に決定的な解決策なんかあるわけがない。
もしあったらこれだけの大事故だ始めからやってるはずだ」
「私は電力会社の隠ぺい体質が国に伝染するのが心配。
コントロールするのは汚染水であって
、間違っても汚染水の情報を内外に向けてコントロールするようなことがあったら大変なことになる」
「すべての情報を隠さず世界に発信することが義務になった」
「ひとつ間違うと、南の島を隣国と争ってるうちに、もっと大きな領土を失う可能性もある」
「日本は隣国と地続きのない島国だから、汚染もまだ国内問題ですんでる。
でももういいかげん棄てよう島国根性は。空も海もこの惑星には一つしかない」
「さすが、天文部」
「汚染は湾内にとどまってるとか、コントロールされてるとか、私の責任でとか。なんの科学的な根拠もなく、データもなく、知識もない、そんな無謀な発言をするより、世界へ向けてもっと謙虚でありたい」


「五輪の開催に反対な人は誰もいないと思う」
「でも七年後の東京となると、いろんな意見があるわよね」
「原発の事故がまだ収拾つかない中では、開催に向けていかに東京の電力が不足しようが、福島や新潟の原発の再稼働はありえないと思う。五輪もよりクリーンなエネルギーを使った開催を考えるべきだと思う」
「私もそんなに立派な五輪でなくてもいいから、原発に依存しない、環境にやさしい開催を考えるべきだと思う」
「地味で質素でいい。クリーン、エコノミー、ビューティー。ならどう」
「ビューティー?」
「日本的なわびさびみたいな。金の茶室より利休ののだて。とか」
「すべての原発に依存しないできる範囲の未来に向けたもっとも近代的なスマート五輪」
「日本は原発事故の教訓を生かし勤勉性と持ち前の技術力で新しい五輪開催のかたちを世界に示した。とかって、フランスの新聞の一面を飾ったら すごいよね」


niseki.jpg



先日中学二年生の男の子たちと少し話をしたんだけど。
やっぱり原発の事故は恐ろしいことだとみんな思ってる。
将来福島のためになる仕事、自然エネルギーやロボットの開発者になりたいと言う生徒もいた。
そこで私は少し意地悪に聞いてみた
「じゃぁ将来は原発で廃炉の仕事をするかもしれないんだ?」
彼らの答えは
「そこまでは、ありえない」
「それはちょっと無理」だった。


「どうしても、かなり長いスパンの話になるわよね」
「自分の彼氏や子供には、絶対原発の中には入ってほしくない」
「おっとっと。高校生には思えない爆弾発言」
「それは当然だと思うわ。新しい技術の開発や新しい発明とかなら、
大賛成だけど実際の現場はかなり恐い」
「これだけ、地元がピンチなんだから、なにか自分にできることはないかと探してみるよね。
でもどうしていいかわからない」
「廃炉って言うのはやっぱり後ろ向きな作業なんだろうな」
「勿論そうだと思う。造る時には、この原発は将来の日本を支える大事なエネルギーとかって、
誇りに燃えてっとか。かなりモリアガッタと思う」
「廃炉の意欲に燃えるって人々はいるんだろうか。
国の大きな課題はいかにこれから現場での優秀な作業チームをつくれるかってことだ」
「結局さ、みんなゼロ戦の開発者やエンジニアにはなりたいとけど、
誰も乗りたくはないってことだよね」


「結局誰も乗らなかったら?」
「おそらく日本人がみんなで一緒にゼロ戦に乗ることになる」
「開発者とか技術者とか言ってるんなら、ゼロ戦に乗せるロボットを造るしかない」


ここからおそらく話は本題の『アシモの涙』に入ります



sugi.jpg

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。