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相馬の子供たち はたちの春

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       『はたちの春』

『まず 始めに昨年 3月11日の東日本大震災で亡くなったかたがたへ 黙祷をしたいと思います。みなさん ご起立ください』
1月8日 相馬市の成人式も黙祷から 始まりました。出席した新成人332名は 静かに祈りました。

立谷相馬市長は『君たちは地域全体でこういう不幸に遭ってしまった。その傷を癒した次に頑張っていくことは新しい相馬をつくっていくこと』と。相馬の復興に力をかしてくれと若者たちに呼びかけました。続いて 新成人代表 自衛隊空挺団の高橋学さんは『国から10万人の災害派遣命令がだされ福島県に派遣されました。そこで変わり果てた故郷をみて、自分の目を疑いました』『生きていてくれれば、今がどんなに苦しくても必ず笑える日がくる、夢や希望を持てると考えるようになりました』また自宅が被災した杉目恵梨さんは『津波被害、原発事故問題と私たちが乗り超えなければならない壁は遥かに高いものですが私たちができることを模索しながらすこしでも早くこの相馬が復興できるよう皆様に頂戴した言葉を胸に刻み、これからの人生を歩んでいくことをお約束して代表の言葉にかえさせていただきます』


かけがえのない人を亡くした者もいます。
震災直後の悲しみ、原発事故の動揺、やまない余震。道路や鉄道いまだに改善されない交通アクセス。
水や空気や食糧、人間として生きるもっとも基本的なものにさえ不安をいだきました。
そしてなんと悲しいことでしょう。様々な風評を受け福島県出身とは胸をはって言えない環境にいる若者もおります。
ホントはみんな ふるさとは好きです。
はたちを目前にしたこれらの体験が新成人の胸中にあります。仕事や学校が始まり全国に福島県の新成人が飛び出しました。
どうか皆様、彼ら彼女らをあたたかくお向かえください。





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     『15才の春』

1月25日 福島県立高校のⅠ期選抜志願状況が 発表されました。
原発事故のためサテライト高を設置する相双地区の8校はほとんどの学校で定員割れです。
募集定員32人に対して志願者11人の双葉高校
募集定員16に対して志願者2人の浪江高校。
どの高校もこの地域に根差した、卒業生も多い伝統ある高校です。
警戒区域や計画的避難区域の学校がサテライト高を設置しましたが仮設校舎の教室や十分に確保できない各活動設備、通学の不便さや 家族と離れての宿泊施設での生活など。様々な条件に子供たちも悩んだことでしょう。

問題はここからです。
多くの生徒は比較的事故の影響の少ない周辺市町村、南はいわき、北は相馬などの高校に志望しました。
相馬高校 募集定員48人に対して志願者88人、
新地高校 募集定員32人に対して志願者65人。
これは今までにない倍率です。いわき地区でも同様な状況です
今後の志願状況にもよりますが原発立地やまたその周辺の地区で志望校に入学できない生徒が多くでます。かなりの狭き門です。
震災前ですと、相馬地方は仙台に通学することもできましたが、今は線路も駅もありません。他地域への通学は非常に困難です。
こうなることはわかっていたはずです。今からでもできる対応はないものでしょうか。

子供たちは無言です。発言力はありません。与えられた現状の中で選択するしかありません。なんとアンフェアな舞台でしょう。事故後一年がすぎようとしてる中で一人の子供にでもあらたにさらなる試練を与えるようなことは、どうしてもさけたいのです。

これからこの地区を担う15才の肩には重すぎる試練です。
子供たちを守れなくてなにが復興でしょうか。
いったいこの国のどこに桜が咲くというのでしょうか。



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